AI導入も基盤改善も。
目の前の課題を拾う
エンジニア NOBUYUKI TAKAYASU

データテクノロジー部
アナリティクス課
クロステックセクション チーフ
髙安 信⾏

新卒でメーカーに入社し産業用機械の製造・調整に携わった後、IT業界に転職してエンジニアとしてのキャリアを始めました。データパイプラインの構築やWebアプリ開発などを経験し、バンダイナムコネクサスに正社員として入社しました。派遣時代を含めると3年ほど在籍しており、現在はクロステックセクションのプラットフォームチームでリーダーを務めています。
もともとはデータエンジニアとして入社したのですが、基盤を作る中で「技術の問題より、誰がどう判断するかの構造が詰まっている」場面に何度も出くわして、自然とそちらを解きに行くようになりました。

現在の業務内容

クロステックセクション プラットフォームチームに所属しており、チーム体制は社員・業務委託あわせて5〜6名です。担当領域はバックオフィスIT・インフラ・セキュリティにまたがっていて、Google Cloudの権限管理設計、セキュリティガバナンス、AIツールの社内導入推進、技術支援が主な業務です。

具体的な役割としては、チームの意思決定者(PM相当)としてプロダクトバックログの管理とスプリント運営を行いつつ、自分自身もアーキテクチャ設計やセキュリティ方針策定に手を動かしています。ステークホルダーはグループ内発注者、セクション内の各開発チーム、グループ会社の情報システム部門担当、外部委託先など多岐にわたります。

特に注力しているのは2つあります。
1つは「属人的な手作業を仕組みに置き換える」こと。たとえばGoogle Cloudの権限付与は以前は都度手作業でしたが、権限付与方法を見直し、RBAC(ロールベースアクセス制御)の構造に作り替えるプロジェクトを進めています。
2つめはAIツールの組織定着で、Claude CodeやCursorの試験導入から本導入まで一貫して推進し、現在はコスト管理と利用状況の可視化や適宜プラン移行まで手がけています。

関与フェーズとしては要件定義・設計が中心ですが、PoCレベルの実装やコードレビュー、メンバーへの設計レビューも行っています。「自分で全部やる」より「判断基準を明示してメンバーに委譲する」ことを今は意識しています。

髙安 信⾏の現在の業務内容についてのインタビュー写真

キャリアパス・成長環境について

バンダイナムコネクサスのいいところは、手を挙げれば打席に立てることです。
私の場合、AI活用推進は元々誰かに指示されたわけではなく、「これ試してみたい」という提案から始まって、試験導入、本導入まで任せてもらえました。

成長環境という意味では、1on1の文化が根づいていることが大きいです。
上司との定期的な対話を通じて、自分のキャリアの方向性や困りごとを率直に相談できます。私自身も技術的な話だけでなく「今何に困っているか」「どういう部分を伸ばしたいか」をすり合わせることを大切にしています。

最近はチームでスクラムを導入し始めていて、スプリントプランニングやレトロスペクティブを通じてチーム全体で仕事の進め方を改善するサイクルが回り始めています。「やりっぱなし」ではなく「振り返って次に活かす」文化を作ろうとしているところです。

今後の夢や目標

中長期的には、スタッフエンジニアと呼ばれるような、技術的な判断力と組織設計も含めた課題解決に貢献するような役割を考えています。

今の仕事を通じて実感しているのは、「技術的な回答はわかっていても、それだけでは物事は動かない」ということです。何が揃ったら決められるのかといった構造を設計できる人がいないと、どんなに良い技術も組織に定着しません。技術と組織の双方に接点を持ちながら、その間を調整できる力を磨いていきたいです。

技術面では、セキュリティとガバナンスの領域をもっと深めたいと思っています。
クラウドセキュリティの設計であったり、無理なくガバナンスが効くような仕組みはどの組織でも必ず必要になる一方で、「方針を立てて合意を取り、実装まで持っていける人」が圧倒的に少ない領域であると感じています。

一緒に働きたいのは
こんな人

バンダイナムコネクサスは中途入社がメインで、社員は皆多種多様な経験をしています。
そのため「ご自身の経験とバンダイナムコネクサスの現状をつなぎ、違和感を翻訳できる人」と一緒に働きたいです。
外から入ってきたときに感じる「これおかしくない?」という感覚は非常に貴重なのですが、それをそのまま言葉にすると衝突することもあります。十分に観察した上で、会社のボキャブラリーに変換して伝えられる人は本当にありがたい存在です。

スキル面では、特定の技術の深さよりも「自分で調べて、自分で判断の材料を揃えられる」力を重視しています。
答えがない問題に対して「どうしましょう?」ではなく「AとBを調べて、Aの方が良さそうだと思うんですが」と提案と調整ができる人はどの場所に行っても成果を出せると思います。

あとは、煩雑な業務の中にも面白さを感じられる人。
権限管理もセキュリティ対応も、正直なところ華やかな仕事ではありません。でも「これを仕組み化したら、チームや組織全体が楽になる」と思える人は、確実に活躍できると思います。

メッセージ

バンダイナムコネクサスは、エンタメのデータという他では触れない面白い素材がある一方で、「仕組みが足りていない」部分もまだたくさんあります。
それだけに自分で物事を動かそうと手も頭も動かせる人にとっては非常に打席が多い環境です。

私自身、データエンジニアとして入って、気づけばセキュリティやAI推進、チームの立ち上げまで担当するようになりました。
「自分の専門はこれ」と決め打ちするよりも、目の前の問題に対して「これ誰がやるんだっけ? じゃあ自分がやるか」と自ら動ける人が活躍できる場所だと思います。

あと個人的に大事だと思うのは、「わからないことをわからないと言える」だけでなく、もう一歩踏み込めることです。
「何がわからないのか」を自分で把握して、「ここから調べてみます」「こういう仮説で動いてみていいですか」と周りに歩みを見せる人は、正解がない場面でも一緒に前に進められます。グループ会社との調整やセキュリティの判断など、正解のない問いが日常的にある環境だからこそ、実直に一緒に考えられる人と働きたいです。

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