目の前の仕事の達成に
最大限コミットする KAZUKI TAKAHASHI

IPエンハンス部
アシスタントマネージャー
髙橋 一樹

キャリア紹介

子供のころからゲームが好きだったこともあり、学校ではゲーム開発を専攻しました。卒業後は、プログラマーとしてキャリアをスタートさせ、3社目で、プログラマーの統括的な立場として採用・教育等のマネジメント業務をしながら、会社のHP運営など、あらゆることに関わりました。その時に、2社目で一緒に仕事をしたGMの高橋と再会し、そこでBXD(現バンダイナムコネクサス)が採用を開始した、ということを聞きました。今でこそ中途採用の募集ポジションは、「IPエンハンスプロデューサー職」として募集していますが、当時はBXD立ち上げ時ということもあり、職種名も定まったものではなかったと思います。ただ「バンダイナムコがHTML5でブラウザゲームプラットフォームをつくる」という新しいチャレンジがとても魅力的で応募を決意しました。

現在の仕事内容

現在は、IPのお客様とつながりを深め、良く知るための、ファンベースによるアプローチを仕組み化する「ファンゲージ(Fangage)」というプロジェクトを推進しています。その中で、システムの裏側の開発や設計だったり、お客様に見えるところだと、アプリ・ウェブサイトの開発統括や調整もやっています。ひとつのIPにも様々な会社が関わっている中で、会社の壁を超えて提案をしたり、要望を聞いて調整したり、その時々に応じて開発者的・プロデューサー的な立ち回り方をしています。そのほか、バンダイナムコグループを俯瞰して、「これをやらなきゃいけない」というのをゼロから発想して、計画・進行をすることもあります。

仕事で求められるもの

プロジェクトで関わる方たちは、プロフェッショナルばかりなので、その領域の知識ではかないません。だからこそ、知らないことへの努力というか、知らないなりの当たり方、というのが重要になります。相手が誰であれ話を引き出す、会話が成立するようにする、そのために調べ、勉強し続けることが必要です。様々な分野それぞれについて全部を知る必要はありませんが、相手から信頼してお話いただける程度には知識レベルを近づける、というバランス感覚のようなものは求められていると思います。知らないことを知ることが楽しめる方には、仕事を通して多様な分野のプロフェッショナルと話せるこのポジションは恵まれた環境にあると思います。

仕事のやりがいや厳しさ

目の前の仕事をとにかく着実に進めよう、という感覚が強いです。飛んできたボールはどんなボールでも打ち返す、みたいな日々を過ごしています。そんな中で「これ誰がやるの?」といったような仕事を進めるのが実は好きで、やりがいの一つかもしれません。振り返っても周りの人がやれない・やらないことをやってきた場面が多く、スキルを持っている人が少ないところに自分をはめていく、という経験をしてきました。これもプロフェッショナルとつながれるチャンスなので、知らない世界を知ることができる、だから楽しい、ということに尽きるかもしれません。

仕事の厳しさは、決断を迫られることが多いというところです。正解の無い中、言っていることが関係者の中でも異なる状況の中での決断を求められることが多いです。そういう時は、ファンが不在の事業目線だけで語られているものは否定する、分からなくても自分なりの意見を持ってイエスorノーをぶつける、ということが必要になります。「分かってない」と言われる覚悟で言葉をぶつけて、相手の話を引き出し、物事を進めるということはことはよくしていますね。時に失礼なことも言ってしまいますが、その場が停滞せず、動けばいいと思っています。あとは、基本的に関わる人が自分よりプロの方が多いので、分からないなら分からないままぶつける、勉強する姿勢でぶつかることは大事だと感じています。

今後の夢や目標

バンダイナムコグループ横断のファンとの継続的な接点の最大化を目標にしています。これは5年、10年と続く取り組みになるかもしれないスケールの大きな目標です。ファンゲージ(Fangage)がまさにその取り組みですが、複雑に絡み合うバンダイナムコグループのシステムやサービスを紐解きながらファンベースの考え方を実現していくパズルは、頭を抱えて悩むことも多いですが、前進したときの達成感は大きいです。個人的には、役職などにあまりこだわりはなく、プロジェクトの達成にコミットするタイプです。管理職なら、管理職の仕事を達成するためにどうするかを考えますし、そのために足りない知識があれば埋める。今後も目の前の仕事の達成に最大限コミットする人間であり続けると思います。

一緒に働きたいのはこんな人

知らないことでもあっても、情報収集したり、調査したり、と勉強の仕方が分かる人でしょうか。人の話を聞くことができる、相手の言葉で話せる、知らないことの調べ方を知っている、本を手に取るなど、一つ一つは基本的なことですが、それをできる人が実は少ない気がしています。

また、インプットした情報を分解・構築して、いくつもの視点から柔軟に判断を持つことができる方、それまで組み上げたものが間違っていた時に潔くそれを捨てられる方、手持ちの情報から覚悟や自信をもって物事に体当たりできる方と一緒に、この大きなファンゲージプロジェクトを推し進められたらと思います。

メッセージ

募集要項から業務難易度の高いポジションのように見えてしまうところがあるかもしれませんが、裁量を持って動くことが好きな人は、気軽に応募してほしいです。募集要項などでは伝えきれないプロジェクト業務の幅広さの中で、これまでのスキルや経験が活かせるフィールドは多くあります。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひご応募ください。

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