チームと共に挑戦し、
データで事業課題を
解決するBizPMの役割 ARII KEISUKE

IPビジネスエンハンス部
IPクロステックオフィス
有井 佳祐

もともと楽器と海外が好きだったので、大学卒業後は総合楽器メーカーに入社し駐在を含めた海外営業から戦略策定、商品マーケティングなど多岐にわたる業務に従事していました。その中でも、社内コンペを通じた新規事業経験から、自身が専門スキルを持ちながらエンタメ産業での事業立ち上げを目指すようになりました。専門スキルを磨くためにデータサイエンス系のスタートアップに転職、分析スキルを習得した後に、ご縁があってバンダイナムコネクサスに入社いたしました。現在は、家庭用ゲームのマーケティングの伴走支援やユーザーコメントを分析するソリューションの開発、また他にも社内の分析をソリューション化させる業務に関わっています。

現在の業務内容

現在は、機能部門として様々なプロジェクトに対してBizPMとして携わる機会が増えてきました。
例えば、IPデータを活用したバンダイナムコグループ横断の分析プロジェクトや、分析技術をパッケージ化させることで広く浸透させるプロジェクトです。
各プロジェクトにおけるBizPMの役割は、下記のとおりです。

バンダイナムコネクサスが保有する分析技術を、バンダイナムコグループに認知・導入してもらうために4つの俯瞰した視点を持ち、プロジェクトの全責任を持つ。

ニーズ視点:
良好な関係を構築し本質的なビジネス課題を引き出すこと。顧客の「もやもや」を見逃さない。
顧客価値視点:
その分析及び提案内容が本当に顧客の課題解決になるのか。見通しが甘くないか、課題解決できなかった未来を「思考実験」する。
体制視点:
各メンバーの工数やスキルセットを踏まえ現実的に可能か。「ただ働き」を極力させない。
バンダイナムコネクサス視点:
このプロジェクトがバンダイナムコネクサスとしてスケールする未来があるのか。極力いろんな人を巻き込む。

上記それぞれの視点に対して、事象が発生した際に伝えるべき人に伝え、助けてもらいたい人に助けてほしいとお願いすることがBizPMの仕事だと思っています。

有井佳祐の現在の業務内容についてのインタビュー写真

印象に残っている
仕事のエピソード

とあるゲームの新規企画プロジェクトで、市場調査にリサーチャーとして入ったことが印象深かったです。

プロデューサーの方に週次で分析報告をしていたのですが、どこか「定型化してしまってよくないな、今やるべきことはこれなのか?」ともやもやしていました。
そこで、思い切って「市場調査してみませんか?」と提案書を提出したところ、相応の規模の市場調査が承認されました。
そこからは事業部のチームが熱量の高い方が多かったこともあり、刺激を持ちながら業務に取り組むことができました。
インタビューをチームで回したり、インタビュー後のラップアップを納得がいくまで行ったり、各グループ会社に伝えるための資料を一緒に作成したり。結果としてユーザーを直接チーム全員が目にすることで、企画の意思決定の柱が出来たので、「もっと早くすべきでした」とチームに喜んでもらえました。

担当プロダクトについて自身が積極的になれば、単なる分析官ではなくモノづくりに深く入り込めるのだと実感したエピソードでした。

今後の夢や目標

当初の目的通り、新規事業を立ち上げたいです。今のメンバーはすごい尊敬できますし、このメンバーと一緒にエンタメ産業に一石投じるビジネスを作りたいなと思っています。
これまではマーケティングスキルを磨く機会が多かったのですが、実際に立ち上げた先に必要な計数管理/組織体制などガバナンス周りのスキルやセンスを磨きたいです。
ですので、今任せていただいてるBizPMの仕事は自分のキャリア的には非常に有意義でありがたく思っています。
あと、全然関係ないですが、釣りが好きなので、中期的には気象予報士を目指したいとも思っています(笑)

一緒に働きたいのは
こんな人

我々は、事業部側がモノづくりを行うにあたって、単なる分析官として関わるのではなく、モノづくりのチームの一員になることを目指すべきだと思っています。
そのためには、バンダイナムコグループのIPやエンタメが大好きな人、モノづくりをチームですることが大好きな人、そしてモノづくりに対して尖っている強みが一つでもある人、と一緒にぜひ働きたいですね。
大らかで前向きな社風の中で、楽しくお仕事できると思います。あと、釣り好きな人もぜひ(笑)

キャリアパス・
成長環境について

私自身、業務上必要だと感じたスキルについて、上司に相談のうえ外部の統計講座を受講させてもらいました。
統計準一級に一度挑戦して挫折していたのですが、業務上有意義であることを説明し、再挑戦の機会をいただきました。
合格を目的とするだけでなく、じっくりと理解を深めながら学べるコースを選び、無事に合格できました。
自ら手を挙げて学びたい、業務で活かしていきたいということを伝えれば、しっかりと応援してくれる風土があると感じています。

メッセージ

バンダイナムコグループは、実は多岐にわたる事業を展開しており、それゆえにデータもビジネス課題も様々あります。
私も、入社前はゲームから遊技機までこんなに幅広く担当するとは思っていませんでした(笑)多種多様なデータとビジネス課題について、どうすれば分析やエンジニアリングで解決できるのか?をチームで議論しながら模索し、エンタメ産業を盛り上げましょう!

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